華・奴隷 後編
薫と麗華のプレイは、エスカレートしていく。華蓮を交えての三人でのプレイも。華蓮は薫にとって、麗華と違って単なる排泄の道具であるが、彼女の方ではすっかり薫の性奴と化していたのである。そんな時、再び医師が麗華の元に訪れる。金を要求した上、体まで。医師は犯人は麗華だと睨み、口止め料を受け取ってニセの診断書を書いていたのだ。犯行については認めるとも認めないとも言わない麗華だったが、医師の要求どおりに金も体も与えた。だが、ことを終えた医師は、出されたお茶を飲んで急死した。犯人はお茶を出した麗華であった。すると寿一郎殺しも…。華雪は女中として、家の中で起きてることをすべて知っていた。麗華と薫が関係していることも。そして今、自分の犯した犯罪を隠すために、麗華が金ばかりか体まで投げ出してくれたことも。そんな時、行方不明の医師を捜しに刑事がやってくる。あの日、医師の姿を目撃している薫は、知らないと言いきる麗華に更なる疑念を抱くが、その危うさにプレイの興奮度は更にエスカレートしていく。
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